DuckStationを使ってみる2023年12月10日 00:01



Allyを買ってから色々といじっているのだがPS1のエミュレーターを動かそうとすると余りうまくいかない。スロー出来ないとかコントローラーの設定が出来ない等だ。

どうしようかと悩んでいて検索するとPSの新しいエミュレーターを見つけた。
色々といじって何とか使えるレベルになったのでまとめてみる。

今の所、ウィルス感染等の問題や動作不具合は起っていない。
ただし、これらは私が個人的に情報を集めてやった事なので当然動作保証等は無い。真似る時は自己責任でやって下さい。

1.必要な物(自己責任でやってね)

DuckStationソフト本体
公式サイトからダウンロード可能。バージョンは0.1-6045.

BIOS(ダウンロードは自己責任でお願いします)
PS BIOS で検索するとそれらしきものが出てくる。中身のファイルは*.BIN。
古いPSから抜き出す手もあるが...

PS3、XBOX仕様のコントローラ
最近、アマゾンのブラックフライデーでEasySMXというメーカーのESM-9110というのを買ったのだがこれが使いやすい。無線でPC、PS3で使用可能でPCは有線でも使用可。ボタンのカスタマイズも可能でUSB-C対応でそれで充電可能だ。DuckStationでも使用を確認。(購入は自己責任で)

Windows11で動作は確認した。



2.使えるようにする(自己責任でやってね)

ダウンロードしたら展開して適当なフォルダに入れればOK。
EXEを実行して起動する。下記リンクのサイトが詳しい。

Window11は正常に動作可能。
最初の実行で警告が出て停止する場合は恐らく詳細から実行すると可能。

初期設定でBIOS等の設定を行う。
 Language:日本語
 Enable Automatic Updatesのチェックを外す
 BIOSのディレクトリを指定
 ゲームのディレクトリを指定

後から設定する場合は
 設定-BIOS-BIOSディレクトリ でBIOSのあるファルダを指定。
 設定(Settings)-言語(Language)-日本語。

BIOSは次の操作で動かせる。
 システム-BIOS起動 メモリとCDの画面が出てきたら成功だ。

そのままでは何の操作も出来ないと思うのでとりあえず
システム-保存せずに電源OFF で終了させよう。ゲーム終了にも使える。



3.設定する(自己責任でやってね)

初期設定で動くと思うが下記を変更すると快適に使える可能性はある。

画面の大きさはウィンドウをちょうど良い大きさに変更するとそれに応じて
ゲーム画面を調整してくれる。面倒な設定は不要。

設定-ゲームリスト-検索ディレクトリ
+ボタンを押してゲームファイルがあるファルダを指定する。
ゲームがあると画面上に一覧表を表示。

設定-エミュレーション-早送り速度、ターボ速度
スロー動作を設定できる。私はスローしか使わないので早送り70%
 ターボ50%に設定。早送りはゲームによって変更すれば良さそう。

設定-音声-コントロール
ボリュームレベルを設定できる。50%程度で試してみてその後調整。

設定-拡張-レンダリングの機能強化、PGXP
レンダリングは内部解像度:5x(1080p用)、テクスチャ:バイリニア
PGXP:ジオメトリ~投影精度にチェックを入れた。

設定-ホットキー でF1~F12に機能を設定できる。
これも便利なので設定を勧める。
やり方は設定したい機能の所を左クリックしてF1~F12を押す。
機能を削除する時はその機能を右クリック。文言と設定ボタンが離れているので注意。私は下記の設定をしている。
 F1 ゲームステート1にセーブ
 F2 ゲームステート2にセーブ
 F5 ターボオン/オフ
 F6 早送りオン/オフ
 F9 スクリーンショットを保存
使わない機能は消した。さらに複雑な設定も可能みたいだがこれだけあれば十分

ゲームパッドで操作したい場合は下記のように設定するのも便利
 十字キー上 ターボオン/オフ
 十字キー下 早送りオン/オフ
 十字キー左 チート有効/無効
 十字キー右 一時停止/再開


4.コントローラーを設定する(自己責任でやってね)

そのままでもキーボードによる操作は可能だがゲームをやるならゲームコントローラーがあった方が便利だ。私はPS3、SwithとXBOXに対応するXinput対応の物を使っている。

設定-音声-コントローラー
XBOXのを使うなら Global Settings Xinputにチェックを入れる。PS3は不要。
Port1をデジタルコントローラーに設定して画面上のボタンをクリックしてから
コントローラーのボタンを押すおなじみの操作。
上下左右移動は左スティックに設定した。

5.ソフトを手に入れる(自己責任でやってね)

さすがにこれをダウンロードで手に入れるのはまずいので中古ソフトを買おう。
エースコンバット3、R4、ナムコミュージアム3の動作は確認。
楽天市場の店がソフトの種類が多く価格も妥当。


6.ソフトをイメージ化する(自己責任でやってね) 

イメージにした方が便利で早いのでCdManipulatorを使用した。
入手、使用は自己責任で頼む。日本語対応なので簡単に使えると思う。
CDなのでPSのものが取り込めるならおそらく可能。

disk.img ファイルが出来たら名前を変更して適当なフォルダに移動する。
上の検索ディレクトリで指定したフォルダに移動するかファイルのあるディレクトリをを指定すると画面上にゲームが表示されるのでそこを 右クリック-フルブートでゲームが開始する。


7.チートしてみる(自己責任でやってね) 

このエミュレータは本体でチート機能を使えるだけでなく予め設定もある。

使うならゲームを起動させてから ツール-チートマネージャー
ゲームを起動させないとグレーダウンして使えない。
チートマネージャ-を起動するとそのゲームに応じたチートが表示される。
使いたい項目にチェックを入れると有効になる。
ゲーム起動中も上部のメニューから起動できるので途中のON/OFFも可能で便利。

チートマネージャー内にチートリストとメモリー検索のタブがある。
メモリー検索では改造データの検索が可能。10進数、データサイズ4バイトで
うまく行く事が多い。ウオッチリスト追加で下記にアドレスを保存できる。
ウオッチリスト追加で下に表示させると値の変更、固定(フリーズ)が可能。
検索結果とウオッチリストのアドレスがずれている?上は00****** 下は90****** 、チートに登録するアドレスは下の90******。

自分でチートを追加したい時は
 ツール-チートマネージャー-インポート-テキストから
を選ぶと入力ウィンドウが開くのでそこにコードを張り付けてOK。
文法はePSXe等と同じでOK。#のコメント欄は必ず必要。
R4で下記を追加するとR4 Speed 230Kmと#R4 Speed 330Kmが画面に表示されチェックを入れられる。

#R4 Speed 230Km
80024AF8 0068
80024AFA 2442
D00F381A 0100
#R4 Speed 330Km
80024AF8 0090
80024AFA 2442
D00F381A 0100


8.スローモーションしてみる(自己責任でやってね) 

本体のみでスロープレイが可能。これは便利。
項目3の説明のように 設定-エミュレーション-早送り速度、ターボ速度 
と 設定-ホットキー で早送りとターボの設定を行う。
F5、F6のONで速度を変更できるので便利。

9.メモリカードを管理する(自己責任でやってね) 

初期設定でゲーム毎に違うメモリカードを使う設定になっているので操作不要。
設定-メモリカード で設定を見られる。メモリカード1は
ゲームごとに別々のカード になっているはず。そのままでOK。
下にあるUse Single Card For Multi-Disc Games は複数枚CDのゲームでも
1つのメモリを使うという意味なのでチェックのままで良い。

しかしディスクのシリアル番号が違う場合違うゲームと判断されて別メモリが使われる。それでもエースコンバット3は特に問題無くプレイできたが。


10.途中セーブ、その他(自己責任でやってね)

システム-ステートロード、システム-ステートセーブで途中セーブ、ロードが可能。難しいアクションゲームはこれは必須だろう。
項目3のようにキーを割り当てると簡単に使用できる。

11.まとめ(自己責任でやってね)

久しぶりにPSのエミュレーターで遊ぼうとしたらWindows11での動作が悪く悩んでいた。しかし、このエミュレーターで解決したばかりか便利機能まであってありがたい。単体でチート、スロー、途中セーブが出来るとは良い。画面もきれい。
素晴らしいエミュレーターといえる。初心者の人はまずはこれを試すべきだろう。

使いやすいので好みのゲームをいくつかプレイしたい。
Allyにも導入してどれだけ遊べるか確認だ。


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