ゼビウス、キャッスルE、ファイナルラップ(FC)2024年08月18日 00:00



FCエミュレーターで ゼビウス、キャッスルE(エクセレント)、ファイナルラップ をやってみた。エミュレーターの使用は自己責任でやって下さい。

1.ゼビウス、キャッスルE、ファイナルラップとは(自己責任でやってね)

ゼビウスは有名シューティングゲーム。キャッスルエクセレントはアクションパズルゲーム。ファイナルラップはレースゲームだ。ゼビウスが特に有名だが他の2つも昔から知っていた。

買ったきっかけはゼビウスを無敵モードでやりたいというアホな理由だ。
PS版のナムコミュージアム2というのに収録されているがそれは無敵モードは使えない。改造する事は可能だが難易度が高くとてもじゃないがラストまでは行けない。たまたまネットでソフトを見つけて安かったので買ってみる事にした。

キャッスルEは同じ店のネットで見つけたので購入。送料を考えると2~3本買った方が良い。これはアスキーのソフトウェアコンテストで賞をもらってパソコン用が発売されていた。その後、色々な機種に移植されたがパソコン版しかやった事がなかったのでやってみる事にした。

ファイナルラップはこれも昔名前は聞いていたので購入。これも安かった。
普通のレースゲームだがアーケード版もあった気がする。3本まとめてやってみる事にした。Mesenエミュレーターでの動作を確認している。ひととおり遊んだので色々と書いていきたい。


2.チートしてみる(自己責任でやってね)

ゼビウスは無敵モードへの入り方が公開されている。
ポート2にパッドを接続する。これで操作する。
AかBボタンを押しながら右9、上2、左2、下9を押す。
成功すると右上に数字列が表示されるので左端の数字をAかBボタンで1にする。
ゲームをリセットしてプレイすると無敵になっているはず。
一度、このモードにするとMesenは記憶してくれる模様。
ステートセーブしてそのデータを他の機種で読み込むとそちらでも無敵になる。

ゼビウスはABキーをON固定に出来る。これをやった所でクリアは到底無理だが観賞用。

キャッスルEは下記の通り。いろいろ工夫すると面倒なパズルをやらずに済む。
JUMP DOOR IN 空中にいる時でもドアを開けられる。YPOSを固定するとさらに楽。
 Key   全キー使い放題
 Life  命、無敵を使えば必要ないが。
 Muteki 無敵、敵やとげでも死なない。下記の位置変更で壁にめり込んでも平気。
 XPOS キャラの横位置、左端が00。Debug-Memory Viewerで現在位置を見て調整。
 YPOS キャラの縦位置、上が08で08~98の範囲で変動。基本08毎。

キャラの位置を変更する時は無敵状態にしないと壁にめり込んで死ぬ。
場所により動けなくなる事もあるので微調整や左右移動、ジャンプを試してみる。
XPOSが大きすぎると別の画面に飛ぶことがある。

ファイナルラップ
 Always Run コースアウトしても走り続けられる。
 NItro ニトロが減らない。高速で走り続けられる
 Point 強化ポイント。いきなり全条件を最強にできる。
 Speed 走行速度固定。0E~10で調整。0Eでもクリア可能。

ゴール直前か直後にチートをOFFにしないとゴール判定されない事がある。
私は十字キーの左にチートON/OFFを配置して操作した。

入力方法はMesenの記事を参照して下さい。
ゲームを起動させてから Tools-Cheats ゲームを起動させないとグレーダウン。
Addでそのゲームに応じたチートが入力できるのでチート設定を入力する。
Description:(チートの説明)、Format:Custom(AAAA:VV:CC)
下記のエリアにチートコードを入力して下の OK をクリック。


(ゼビウス)
A B Key ON
0059:03

(キャッスルE)
JUMP DOOR IN
003E:00
Key
0005:03
0006:04
0007:08
0008:07
0009:06
000A:05
Life
0013:09
Muteki
000E:35
XPOS
0038:00
YPOS
003A:10

(ファイナルラップ)
Always Run
0500:80
Nitro
00DB:80
Point
0404:10
Speed
0510:0E

入力形式は全て Format:Custom(AAAA:VV:CC) を選択。


3.スローモーションしてみる(自己責任でやってね)

アクションゲームなのでスローを使った方が楽。50%か75%。

エミュレーターの実行速度の変更は装備されていてキー割り当て変更で便利に使える。私は左スティックで方向制御して十字キーにその辺の機能を割り当てている。
Settings-Preferences-Shortcut Keys で機能を設定できる。やり方は設定したい機能の所を左クリックして設定したいボタンを押す。機能を削除する時はその機能を選択して右クリック。

 十字キー上:Increase Speed(速度UP)
 十字キー下:Decrease Speed(速度DOWN、スロー動作)
 十字キー左:Enable/Disable Cheat(チートON/OFF)
 十字キー右:Pause     (ゲーム停止)

スローモードはゲーム終了後も記憶されてしまうので遅い時は速度を元に戻す。


4.その他の問題点(自己責任でやってね)

最後まで正常にプレイできた。チート時の細かい注意は上記参照。

スロー動作だと音がいまいちゆがむがこれは仕方ない。
Mesenエミュレーターで起動は確認。このエミュレーターはオートレジュームらしき機能と本格的なメモリエディタが付いているのでやり方をまた調べてみたい。


5.苦戦した所(自己責任でやってね)

STARTでゲーム開始。FCはこれが多い。

(ゼビウス)
操作 上下左右:移動、A:弾丸、B:爆弾。
難易度が高いのでほぼ観賞用。終盤の猛攻はすさまじい。
自機の数のチートもありそうなので自信のある人はそれとスローで挑戦するのも良さそう。ナスカの地上絵らしき表示がアーケード版にはあるのだがこれでは省略されている。少し残念。クリアというのは無く16面が最後でそれを過ぎると9面に戻ってそれが繰り返される。

(キャッスルE)
操作 上下左右:移動、B:ジャンプ
これも非常に難しく複雑。まともに攻略するのは大変そう。下記の攻略サイトの参照を勧める。
File-State Save を使って定期的に保存してやり直せるようにした方が良さそう。私は攻略サイトの1ページ毎にセーブした。
パソコン版は全体図が表示されて大体どの位置にいるか分かったがこれは無い。
ほぼ迷路をやっている感じ。パソコンの徐々に登っている感じは好きだったが。

(ファイナルラップ)
操作 左右:移動、上:ニトロ、A:ブレーキ、B:アクセル
これも難しい。自信のある人はポイントを改造して車の状態を強化して挑戦するのはあり。1P-MATCH RACEは20面あり、クリアするとエンディング画像が表示される。


6.全体的な感想(自己責任でやってね)

久しぶりに懐かしいゲームをやれて楽しかった。
今回買った3本は全て最後までプレイできたので良かった。
ゼビウスはほぼ観賞用だが最後まで見られたので一応満足した。

しかし、ハードに制限があるらしくゼビウスのナスカの地上絵やキャッスルE
全体マップ等が省略されているのは少し残念だった。
夢幻戦士ヴァリスも迷路ゲームっぽくなっていたので違いは注意だな。

ファミコンは人気があり、古い割に良いハードらしく色々なゲームが移植されている。価格次第だが興味があるゲームはやってみるのが良さそう。