Jリーグウィニングイレブン8 AC(PS2)2018年05月01日 00:00



PS2エミュレーターでJリーグウィニングイレブン8 アジアチャンピオンシップというゲームをやってみたのでそれについて書く。
PCSX2エミュレーターの使用は自己責任でやって下さい。

1.Jリーグウィニングイレブン8ACとは(自己責任でやってね)

その名の通りサッカーゲーム。Jリーグの選手が実名で登場する。
以前からこのゲームのシリーズは知っていたが今回初めてやった。
コナミのゲームだけあって出来は良くまとまっている。ただし、ゲームがやや複雑で慣れるのに時間がかかりそうなのが問題だが、慣れれば楽しめる。


2.チート出来ませんでした(自己責任でやってね)

調べたが選手の能力をアップするデータは見つかっていません。また気が向いたら探してみます。しかし、このゲームにはEDITという機能があり選手のデータを自由に改造できる。これをやれば楽しむのは可能だがやはり操作に慣れる必要はある。設定のポイントだけを簡単に書く。

EDIT-選手編集 でチームを選ぶ。選手名が表示されるので編集したい選手を選ぶ。
能力と特殊能力を編集する。

能力は基本的に99が最高なのでそれに設定する。いくつかは8が最高。
逆足精度と逆足頻度も最高に設定する。試合中どちらの足でもプレイ出来て有利。
攻撃性はGKとDFはそのままで良い。高くすると守備がおろそかになりそう。

特殊能力の飛び出しは設定するとオフサイドに引っかかる確率が高くなるのでOFFで良い。ポジショニングからストライカーの項目も同様にOFFでも良いが好みで設定。
×キーで初期画面に戻り、編集終了でセーブされる。


3.スローモーションしてみる(自己責任でやってね)

このゲームはスローを使うと一応有利だがむやみに遅くする必要は無い。設定方法は下記のとおり。私は65%でプレイした。選手の動作に移動の勢いの影響があるので遅くしてもやり易くはならない。

設定-エミュレーション設定-GS-スローモーション調整 を25%に設定。
設定-エミュレーション設定-GS-ターボ調整   を50~65%に設定。

ゲーム中TabキーONでターボモード、Tab+ShiftキーONでスローモードだ。
再度TabキーONで元に戻る。現状どれで実行されているかはウィンドウの上部に%が表示されるのでそれで分かる。

4.その他の問題点(自己責任でやってね)

グラフィックがうまく表示されない事があるのでその場合は設定をSoftwareに変更する。設定-ビデオ-プラグイン設定で Renderer は Direct3D11(Software) か Direct3D9(Software)。私はSoftwareでプレイした。


5.苦戦した所(自己責任でやってね)

このゲームは複雑で操作も難しいので慣れるのに時間がかかる。
最初は「MATCH」で試合をして慣れるのが良いと思われる。

「MATCH」の操作法
「EDIT」でレギュラーメンバーは最高レベルに設定。
MATCH-エキジビション を選ぶ。
そのままでも良いが選手の自動選択を早く変えたいならR1でカーソルスピードを4から5に変更する。6にするとボールを追っかけている途中に頻繁に変わってしまうのでダメ。〇ボタンで確定する。

編集した自分のチームとコンピューターの相手チームを選ぶ。〇ボタンで確定する。
ユニフォーム選択はそのままで〇ボタンで確定する。
環境設定で レベル:☆(1つ星、最低)、
コンディション:homeを↑(最高)、Awayを↓(最低)に設定する。
怪我:なし、天候:晴れ に設定。
試合開始 を選んで〇ボタンON。

基本的な操作方法
主に使用するのは 左スティック:移動、×:ショートパス、□:シュート、R1:ダッシュ。とりあえずこれだけ使うのを慣れるのが第一でこれだけでも十分勝てる。慣れてきたら〇:ロングパス、L1:操作選手変更 も使用。

自分がボールを持っている時は左スティックで移動、画面か下の全体画面で空いている選手がいたら×ボタンでショートパスをつないで前に進める。
自分がボールを持って無い時は左スティック+×かR1で相手の選手に近づきボールを取る。やり過ぎるとファールになる。強引に行っても簡単には取れないし勢いが付いて操作が難しい。

このゲームで悩むのはシュートでそのタイミングが難しい。いくつかポイントがある。基本的に□ボタンを短時間押しながら左スティックを短時間上下に動かしてコースを決める。□ボタンを押す時間が長すぎるとオーバーになるし、左スティックの操作が遅いと真っ直ぐ蹴ってしまう。左スティックを長く操作するとこれもダメで角度が付き過ぎてしまう。

ゴールの中心から上下に少し外れた位置からクロス(反対側)を狙うとか中心から上下を狙う方法がある。ドリブルで持ち込んで行くとキーパーが出てくるのでペナルティーエリアに入ったらすぐにシュートする。一旦エンドライン付近まで行って相手がゴール付近に集まるのを待ってから中央付近まで戻ってシュートするという手もある。低レベルならこれも有効。

「LEAGUE」の操作法
試合に勝てるようになったら「LEAGUE」モードでJリーグの試合をやるのが良いと思う。このモードならEDITで編集した選手データが有効。ホーム&アウェーで30試合が行われる。

新規スタートで設定を行う。最初の項目はそのまま〇ボタン。環境設定は
レベル:☆(1つ星、最低)、怪我:なし、疲労の蓄積:なし、ユニフォームセレクト:なし
オートセーブはセーブを忘れる可能性があるのでありに設定した方が良い。
後はそのままで良い。その後チーム選択。

メニューで□ボタンでセーブ。試合開始前のプレイヤー設定で選手自動選択速度の変更が可能。

メニューのフォーメーション-フォーメーション-ポジションエディット
で選手のポジションの細かい設定が可能。私はこれでシステムを442から433に変更して画面上に広めに均等に選手を並べた。この方がやり易かった。
チェンジ で4-3-3Cを選択して位置を変更しても可能。


6.全体的な感想(自己責任でやってね)

画面の美しさはそこそこだが、選手の動きはリアルで見ていて感心する。
実況とかテレビ中継さながらの画面が表示されて楽しめる。
ゲーム自体もサッカーがそのまま再現されている感じでサッカーに詳しい人は楽しめると思う。

ただし、詳しくない人から見ると単に操作性の悪い難しいゲームになってしまう。
相手の選手を追っかけて勢いが付いて戻るのに時間がかかるというのは低レベルモードでは不要ではないか。また、シュートが難しすぎる。これに慣れるのに時間がかかって外しまくった。いらつく。慣れる前に挫折する可能性があるのが残念だ。低レベルモードでも難しい。

全体的に完成度が高く色々なモードがあって選手の編集まで出来るのでマニア向けと言えるかもしれない。10年以上前にこういうゲームができているのは驚きでサッカー好きで安く買えるなら長く楽しめるお勧めのゲームと言える。