2009年を振り返って2016年03月04日 00:00

今年ももう終わりです。一年の振り返り等を書きたいと思います。

仕事
普通に進んでいる。収入は10%程度減った。この程度で済んでまだましか。
不況の影響は出ているのでそろそろいい製品を製造しないとまずい状況になりそうな感じ。なので来年は頑張らざるを得ない。

生活
健康面では肩がいたくなったり余りいい一年ではなかった。
それでも大きな病気、怪我は無くなんとか無事。
来年はもう少しいい事があればうれしいけど。

投資
最低の去年に比べるとかなりましだったが大して儲からず。
新たにFXも始めて継続中。月々の積み立ては続けている。
まあ負けなきゃいいとも言える。当分はこの調子でゆるく続ける予定。

経済ネタ
経済ネタを書くのは自分の考えをまとめるとか忘れないようにという理由です。

国債増発
政府の国債増発による影響は次のように考えられる。

 金利の上昇 → インフレ → 通貨安 → 信用不安 → 破綻

各項目の詳しい説明は避けるけど最初の段階の金利の上昇も起こっていない。当分は大丈夫だろう。で、怖いのは3番目の通貨安だ。国家の信用が下がってくると通貨の価値も下がる。当然、輸入品の値段は上がる。ガソリンとか食料も上がる。さらに産業が衰退して輸出ができなくなったら致命的。円安は輸出産業にはいいのだが売るものが無かったらどうしようもない。

しかし、産業はいまだに頑張っているし、為替の変動原因は複雑でいまだに大幅な円高を予想するアナリストもいるんで何ともいえません。個人的には多少の円安はあっても極端なのは起きないと思ってます。
 
(実質)実効為替レート
それで円高派の連中がその根拠に上げるのがこの考え方。各国通貨を貿易比率で計算して数値を出している。物価上昇率に応じて為替レートは変動するという考え方だ。物価上昇した国の通貨は安くなる。他国の物価が上昇して日本はデフレでほとんど上がってないので円の価値は上がり円高になるという考えだ。

この考え方は間違っているというか最近は通用しない。「名目実効為替レート」のグラフを見ると1995年から300~350辺りを変動しているが
「実質実効為替レート」のグラフを見ると1995年からどんどん「円安」になっている。これは他国の物価が上がっているのに表面的な為替レートが変わっていないためこうなっている。

つまり15年近くこの考え方は外れているのだ。なのであまり役には立ちそうも無いがこういう考え方もあるんで一応知っといた方がいいと思う。
国債増発による円安の下支えになるかもしれないので。

最後もごちゃごちゃと書きました。
来年も細々と続けますのでよろしくお願いします。